株式会社トライアンフ設立の日、この日を迎え
るまでには、様々な手続きと、それに纏わる逸
話がありました。事務所探しや定款の作成・認
証あたりから参加させて頂きました。(とはいっ
ても鞄を持たない鞄持ち、という風情でしたが)
最初は、会社設立に必要な事項を決定してい
きます。まずは、商号を決めます。会社名は、皆さんの公募によりめでたく
”トライアンフ”に決定しました。次に、本店を置く市町村を管轄する法務局
(登記所)で類似商号調査を行います。会社名と事業目的が同じ、もしくは
似ているものがあると、登記の段階で却下、スタートからやり直しなので、
慎重に行う必要があります。
(中略)
意外に難関だったと感じたのは、会社住所の取得、つまり、事務所探し
でした。もちろん、お役所関連の申請も大変ですが、それは色々な本やH
Pでも書いてあること。事務所探しが大変、ということは、意外に書いてあ
りません。
事務所として借り受けるためには、「法人」である必要があります。「法
人」であるためには、「登記」が必要で、「登記」したいから、事務所を探
しているわけで、と「卵が先か、にわとりが先か」、という感じなのです。
(中略)
そして、ついに株式会社設立登記の申請を行います。登記申請は、
取締役・監査役の調査終了後2週間以内に行う必要があります。
同じ法務局内の相談窓口で書類をチェックして貰えるので、まずはそ
こで相談します。やおら定款を手にとり、「うーん・・・」と定款を繰り返し
読みつつ、時々「これはいいのかなー」と納得のいかない様子でつぶ
やく相談員。
「先生、どうですか?私、治りますか?」と患者なら不安がること間違
いありません。どうも、発起人会議事録の日が、定款の日付よりも前な
のが気になるご様子です。「直した方がいいでしょうか?」と神妙に伺う
栗原さんにも「うーん・・・」と生返事です。うなる先生。時々そっと、「どう
でしょうか」とつぶやく患者。
横でも別の女性が相談をしていたのですが、相談員に「あんた、そう
いう目的なら、この書き方じゃないでしょ、大体、なんで会社を設立する
の?会社を作る必要ないでしょ。」と責められています。
うなり続けて、どうともおっしゃらない相談員の前で、もはやこれまで、
寝てしまう!!という危機感を覚えた頃、「まあ、大丈夫でしょう」と先
生は仰せに。「ありがとうございます」と、多少不安感を残しつつ、法務
局を後にしたのでした。
登記完了のお知らせはありません。そんなチェックだったので、問題
なく登記が完了するか心配だったのですが、無事!登記完了していま
した!あとは、諸官公署への届出や手続きだけです。
-完-
と、するのは早く、会社設立はこれからが勝負なのでした。登記を行
っても、会社設立を報告する書類を決められた期日内に、関係する官
公署へ提出する必要があります。
登記完了後、主な役所を巡る必要があります。下調べと計画がない
と、効率的には回ることができなくなっています。その辺は、栗原さん
に抜かりあろうはずがなく、無事2日で回り終えることができました。
(中略)
多くの書類を多くの場所に提出しましたが、書類の作成が大変だった
(らしい)のは、社会保険事務所です。ここでも差し向かいで書類チェッ
クが入ります。社会保険は、よく使用され、支払う側だからでしょうか。
一番チェックが厳しかった気がします。
1回の訪問で書類が揃い、受理されるのは珍しい事のようで、「よくこ
こまで書類を揃えましたね!よく書けています。1回で受理出来るのは
珍しいですよ」とほめられました。(もちろん、栗原さんの入念な準備が
あってのことです)
そうかと思えば、お隣では、「いや、私は代理で、よく分からないです
けど・・・」「それで、どちらにある会社なのですか?・・・、それは、ここの
管轄ではないですね」と、どうやら場所さえも間違えている様子。やは
り、準備は大事であり、うちの社長はしっかりしている!と改めて感じ
ました。
これで、書類関係が終了しました。
会社を設立する時の物理的な障害、準備に時間が必要なこと、とい
うと、事務所の確保、設立後の諸官公庁への書類提出、の2点が意外
に大きいと思います。
以上、設立リポートでした。